この建物は昔のままですが、内部は全面改装されています。様々なテーマに沿った展示がされており、学生たちが学習するためにもとても良い施設です。
一階の右ウイングには「生命の歴史」「世界の化石」⎾恐竜の骨格標本⏌が展示されています。インドネシア産の化石のほかに世界の代表的な示準化石(時代特有の化石)があり、生命の歴史が分かりやすく展示されています。そして絶対見逃せないのがジャワ原人の頭蓋骨の化石です。ピテカントロプス「ジャワ原人」ホモ・エレクトスや「ソロ人」のレプリカ化石が特別陳列されています。これがこの博物館のメインの標本です。これとは別に、インドネシア産の化石が年代の流れに沿って別室に展示されています。
また、左ウイングにはインドネシアの地下資源および鉱物産業についてパネルや標本で説明されていて、その豊富さを改めて感じることができます。インドネシア周辺の地質構造図にはフィリピンや日本近海まで含まれており、プレート運動についても説明されています。
二階はイリアンの銅鉱山、カリマンタンのLNG(液化天然ガス)など採掘現場の近代的設備と火山国インドネシアの紹介です。
入場料
学生・大学生:Rp. 2000
一般:Rp. 3000
外国人:Rp. 3000
営業時間
月曜から木曜、午前9時~午後3時。
土日祝日は午前9時~午後1時。
金曜は休館日。
アクセス
タクシーでそれぞれ、フセイン・サストラネガラ空港から25分、バンドン駅から15分、レウイ・パンジャンターミナルから30分
〶JL. Diponegoro No. 57, Cihaur Geulis, Cibeunying Kaler Bandung 40122
✆022・7203205 / museum.geology.esdm.go.id